恐悦至極(きょうえつしごく)

「恐悦至極」の意味

この上なく喜ぶこと。目上の人に、自分の喜びをへりくだって伝える言葉。

「恐悦至極」の使い方

時代劇で、家来が殿様に「お褒めいただき、恐悦至極に存じます」と頭を下げた。

小学生に理解できる「恐悦至極」を使った物語

しゅんの学校の書道部が、市の書道展で金賞をとりました。表彰式には、市長さんも来てくれることになりました。

表彰式の前の日、顧問の先生は部員に言いました。「明日、市長さんからお祝いの言葉をいただいたら、部長のしゅんくんがお礼を言ってね」しゅんは、何と言えばいいのか分からず、先生に相談しました。

先生は、ていねいなお礼の言い方を教えてくれました。「目上の人に、自分の喜びをへりくだって伝えるときは、『恐悦至極に存じます』という言い方があるよ。この上なく喜んでいます、という意味なんだ」

「ちょっとむずかしいけど、かっこいいですね」しゅんは、家に帰ってから何度も練習しました。

表彰式の日、市長さんは「みなさんの作品は、とても力強かったです」とほめてくれました。しゅんは緊張しながらも、一歩前に出て言いました。「このような賞をいただき、恐悦至極に存じます。これからも練習にはげみます」

市長さんは「中学生なのに、立派なあいさつですね」とにっこり笑いました。式が終わると、部員のみんなが「しゅん、かっこよかった!」と声をかけてくれました。しゅんは、場面に合った言葉を使えると、気持ちがきちんと伝わるのだと感じました。

慣用句 学習用問題