他力本願(たりきほんがん)

「他力本願」の意味

①仏教で、阿弥陀仏の力にたよって救われること。②自分で努力しないで、他人の力をあてにすること。

「他力本願」の使い方

宿題を友だちに見せてもらおうなんて、他力本願ではいけない。

小学生に理解できる「他力本願」を使った物語

しょうたの班は、理科の自由研究で、植物の育ち方を調べることになりました。班は四人で、毎日交代で水やりと観察をする約束でした。

しょうたは、班にしっかり者のあかりがいるので安心していました。「あかりがいれば、まとめも全部やってくれるだろう。」しょうたは、自分の当番の日も、ついわすれて遊びに行ってしまいました。

発表の一週間前、あかりがかぜで学校を休みました。いざまとめをしようとすると、しょうたは何も書けません。自分の当番の日の記録が、ほとんどなかったからです。

しょうたは自分をふり返りました。「ぼくは他力本願で、人にたよってばかりいたんだ。」ほかの二人も同じ気持ちだったようで、三人とも、だまって下を向いてしまいました。

それから三人は、残った日の観察を毎日しっかり続け、あかりの記録と合わせてまとめを作りました。あかりが元気になってもどってくると、まとめはほとんどできあがっていました。

発表のあと、しょうたはあかりに「今までまかせきりでごめん。」とあやまりました。自分の力で取り組んだ研究は、しょうたにとって忘れられないものになりました。

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