昔々、ある村に大きな木が立っていました。この木はとても美しかったのですが、根元には小さな穴があいていて、そこから水が漏れていました。村人たちはその水を使おうとしましたが、いつも足りないと不満を言っていました。そんなある日、村の賢いおじいさんがやってきて言いました。「この木の根を抜いて、穴をふさぐべきだ」と。
村人たちはおじいさんの言葉を聞いて驚きました。「でも、木を抜いたらどうなるの?」と恐れました。しかし、おじいさんは「根本を取り除かなければ、いつまでも水は足りないのだ」と説明しました。村人たちはおじいさんの知恵を信じ、みんなで協力して木を抜くことにしました。
木が抜かれると、根元の穴が見えました。みんなでその穴をふさいで、新しい水をためる場所を作りました。すると、村の水は豊かになり、村人たちは喜びました。おじいさんは「これが抜本塞源だ。根本の問題を解決することで、すべてがうまくいくのだよ」と教えてくれました。
それからというもの、村人たちはどんな問題が起きても、まず根本を見つけて解決するようになりました。そうすることで、村はますます豊かになり、みんなが幸せに暮らしました。おじいさんの教えは、今でも村人たちの心に残っているのです。