一挙一動(いっきょいちどう)

「一挙一動」の意味

一つ一つの動作やふるまい。

「一挙一動」の使い方

初めての舞台で、観客の視線がぼくの一挙一動に集まっているように感じた。

小学生に理解できる「一挙一動」を使った物語

たいがは、近所の剣道教室に通っています。教室には、何十年も剣道を続けている先生がいます。

先生が竹刀をかまえると、道場の空気がぴんとはりつめます。足の運び、手の位置、目の向け方。先生の一挙一動には、少しのむだもありません。

ある日、たいがは先生に聞きました。「どうしたら先生みたいに強くなれますか。」先生は答えました。「まずは、よく見ることだ。強い人の一挙一動を、目に焼きつけなさい。」

それからたいがは、練習のたびに先生の動きをじっと見るようになりました。礼をするときの背中の角度や、竹刀を下ろすときのゆっくりした動きまで、まねしてみました。

すると、自分の動きのくせにも気づくようになりました。打つ前に肩が上がってしまうこと、足がそろってしまうこと。一つずつ直していくと、打ちこみが前より速くなりました。

半年後の試合で、たいがは初めて一本を取りました。礼をして試合場を出るとき、先生が小さくうなずいてくれました。たいがは、見て学ぶことの大切さを強く感じました。

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