口が酸っぱくなる(くちがすっぱくなる)

「口が酸っぱくなる」の意味

同じことを、何度もくり返して言うこと。

「口が酸っぱくなる」の使い方

口が酸っぱくなるほど注意したのに、弟はまたくつをそろえなかった。

小学生に理解できる「口が酸っぱくなる」を使った物語

アオイのクラスの担任の先生は、毎朝「廊下は走らないようにしましょう」と言います。帰りの会でも、同じことをくり返します。

ある日、アオイは友だちのユナと、休み時間に廊下を走ってしまいました。曲がりかどで、プリントを運んでいた下級生とぶつかりそうになり、プリントが床に散らばってしまいました。

二人はあわててプリントを拾い、下級生にあやまりました。その様子を見ていた先生が、近づいてきて言いました。

「先生は、口が酸っぱくなるほど『廊下は走らないで』と言ってきたよね。どうしてかわかったかな」

アオイとユナは、うつむいてうなずきました。もう少しで、下級生にけがをさせてしまうところだったのです。

「先生が口が酸っぱくなるくらい同じことを言うのは、みんなに安全でいてほしいからなんだね」。帰り道、ユナがぽつりと言いました。

次の日から、アオイとユナは廊下をゆっくり歩くようになりました。走りそうになっている下級生を見かけると、「歩こうね」と声をかけました。

先生は、それを見てにっこり笑いました。「二人のおかげで、先生の口も少し休めそうだね」。

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