底を割る(そこをわる)

「底を割る」の意味

①隠さずに、本心を打ち明けること。②値段が、それまでのいちばん低い値よりも下がること。

「底を割る」の使い方

底を割って話してみると、二人とも同じことで悩んでいたとわかった。

小学生に理解できる「底を割る」を使った物語

ショウとダイキは、小学校に入ったときからの親友です。けれど、六年生になってから、ダイキはなんだか元気がありませんでした。

ある日の帰り道、ショウは思い切って聞きました。「ダイキ、最近ずっと元気ないよね。何かあったの?」。

ダイキはしばらくだまっていましたが、やがて底を割って話し始めました。「実はね、中学からは遠くの町に引っこすことになったんだ。ショウと同じ中学に行けなくなるのが、さびしくて、ずっと言えなかった」。

ショウはおどろきました。そして、ダイキがずっとひとりでなやんでいたことを思うと、胸が苦しくなりました。

「話してくれて、ありがとう」。ショウはそう言ってから、自分も底を割って話しました。「ぼくも、ダイキと同じ中学に行けると思っていたから、すごくさびしいよ。でも、はなれても友だちだからね」。

おたがいに本当の気持ちを打ち明けると、二人の心は少し軽くなりました。

それから卒業までのあいだ、二人は毎日いっしょに帰り、たくさん話をしました。引っこしのあとも、手紙のやりとりは、ずっと続いているのでした。

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