目を盗む(めをぬすむ)

「目を盗む」の意味

人に見つからないように、こっそりと何かをすること。

「目を盗む」の使い方

弟は、母の目を盗んで、おやつのクッキーを一枚食べた。

小学生に理解できる「目を盗む」を使った物語

小学五年のゆいは、毎晩九時にねる約束を、お母さんとしていました。でも、ゆいには、どうしても続きが読みたい物語の本がありました。

ある夜、ゆいはお母さんの目を盗んで、ふとんの中に本と小さなライトを持ちこみました。お母さんが部屋をのぞきに来ると、さっとライトを消して、ねたふりをしました。

物語はどんどんおもしろくなり、気がつくと、時計は十二時を回っていました。ゆいは、あわててライトを消しました。

次の朝、ゆいはなかなか起きられませんでした。学校では、一時間目から頭がぼんやりして、算数の問題がまったく頭に入りませんでした。

その日の夕方、ゆいはお母さんに正直に話しました。「昨日、こっそり本を読んでいたの。ごめんなさい」。

お母さんは、少し考えてから言いました。「本が好きなのはいいことね。それなら、ねる前の三十分を読書の時間にしようか。そのかわり、九時にはちゃんとねること」。

それからゆいは、目を盗むことなく、毎晩、堂々と本を読めるようになりました。決まった時間に読むと、次の日の楽しみも増えるのでした。

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