故事成語辞典
少しの失敗や悪いところを、きびしくとがめずに許すこと。
初めてなので、今回の遅刻は大目に見てあげよう。
ミナのクラスでは、毎朝、日直が黒板の日付を書きかえることになっています。ある日、日直のショウタが、日付を書きまちがえて、「三十一日」を「三十二日」と書いてしまいました。クラスのみんながくすくす笑うと、ショウタは顔を真っ赤にしました。担任の先生が教室に入ってきて、黒板を見ると、にっこり笑って言いました。「三十二日か。一日ふえたら、うれしいね。今回は大目に見るから、書き直しておいてね」。ショウタは、ほっとした顔で、日付を書き直しました。ところが、次の週、ミナが日直のときに、同じように日付を書きまちがえてしまいました。ミナは、しかられると思って、どきどきしました。けれど先生は、また笑って言いました。「先生だって、よくまちがえるよ。でも、日直は二回目だから、次からは書いたあとに、カレンダーで確かめようね」。ミナは、先生が大目に見てくれたことがうれしくて、それからは毎回、カレンダーを確かめてから日付を書くようにしました。小さな失敗をきびしくしからず、大目に見てくれる先生のおかげで、クラスのみんなは、失敗をこわがらずに、いろいろなことに挑戦できるようになったのでした。
ミナのクラスでは、毎朝、日直が黒板の日付を書きかえることになっています。ある日、日直のショウタが、日付を書きまちがえて、「三十一日」を「三十二日」と書いてしまいました。
クラスのみんながくすくす笑うと、ショウタは顔を真っ赤にしました。担任の先生が教室に入ってきて、黒板を見ると、にっこり笑って言いました。「三十二日か。一日ふえたら、うれしいね。今回は大目に見るから、書き直しておいてね」。
ショウタは、ほっとした顔で、日付を書き直しました。
ところが、次の週、ミナが日直のときに、同じように日付を書きまちがえてしまいました。ミナは、しかられると思って、どきどきしました。
けれど先生は、また笑って言いました。「先生だって、よくまちがえるよ。でも、日直は二回目だから、次からは書いたあとに、カレンダーで確かめようね」。
ミナは、先生が大目に見てくれたことがうれしくて、それからは毎回、カレンダーを確かめてから日付を書くようにしました。
小さな失敗をきびしくしからず、大目に見てくれる先生のおかげで、クラスのみんなは、失敗をこわがらずに、いろいろなことに挑戦できるようになったのでした。
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