目から鼻へ抜ける(めからはなへぬける)

「目から鼻へ抜ける」の意味

頭の働きがすばやく、ぬけ目がない様子。

「目から鼻へ抜ける」の使い方

姉は目から鼻へ抜けるような人で、先生の質問にいつも一番に答える。

小学生に理解できる「目から鼻へ抜ける」を使った物語

六年生のケイは、クラスでいちばん頭の回転が速いと言われています。先生が問題を言い終わる前に、もう答えがわかっていることもあります。

ある日、クラスでお楽しみ会の計画を立てることになりました。予算は千円。お菓子と景品を買い、ゲームを三つ準備しなければなりません。

みんながああでもない、こうでもないと話している間に、ケイは紙に何かを書いていました。そして手をあげて言いました。「お菓子は六百円、景品は四百円にすれば、三つのゲームの景品がちょうど買えます。ゲームの順番は、準備の少ないものからにすると、時間の無駄がありません」

クラスのみんなは、あっけにとられました。先生は笑いながら言いました。「ケイくんは、目から鼻へ抜けるようだね。あっという間に計画ができてしまった」

でも、ケイはこうつけ加えました。「ぼくは計算しただけで、どんなゲームが楽しいかは、みんなのほうがくわしいと思う。ゲームの中身は、みんなで決めようよ」

お楽しみ会は大成功でした。目から鼻へ抜けるケイの計画と、みんなのアイデアが合わさったからです。帰り道、友だちに「ケイがいてくれて助かったよ」と言われ、ケイはうれしそうに笑いました。

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