大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)

「大風呂敷を広げる」の意味

できそうにない大げさなことを言ったり、計画を立てたりすること。

「大風呂敷を広げる」の使い方

「来年は全国大会で優勝する」と大風呂敷を広げたが、まずは県大会を目指すことにした。

小学生に理解できる「大風呂敷を広げる」を使った物語

中学一年のけいすけは、学級会で、クラスの目標を決めるときに手をあげました。「このクラスで、一年間、だれも一度もわすれ物をしないことにしよう」。

みんなは「すごい目標だね」と言いましたが、少しこまった顔をしていました。けいすけ自身、わすれ物が多いほうだったのです。

次の日、けいすけはさっそく体操服をわすれてしまいました。その次の週には、筆箱をわすれました。

けいすけは、自分が大風呂敷を広げてしまったことに気づきました。できもしない目標を立てて、みんなをこまらせていたのです。

次の学級会で、けいすけは言いました。「目標が大きすぎました。まずは、一週間、クラスのわすれ物を五回以下にする、にしませんか」。

みんなは賛成しました。一週間ごとに黒板にわすれ物の数を書いていくと、少しずつ数がへっていきました。けいすけも、前の日に持ち物を確かめるようにしました。

学期の終わりには、一週間でわすれ物がゼロの週が、三回もありました。大きな夢も大切だけれど、できることから始めるのが近道なのだと、けいすけは思いました。

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