故事成語辞典
自分の責任を、ほかの人におしつけること。
失敗を友だちのせいにするのは責任転嫁だと、兄に注意された。
ゆうきは、図工の時間に、班のみんなで大きな紙に町の地図をかいていました。ゆうきの係は、川を青い絵の具でぬることでした。ところが、筆に水をつけすぎて、絵の具が紙にじわっと広がってしまいました。となりにかいてあった公園が、青くにじんでしまったのです。「だれがやったの。」と班の子が聞きました。ゆうきは思わず言いました。「つくえがゆれたからだよ。たくみがぶつかったんじゃない。」たくみはおどろいた顔をしました。その日の帰り道、ゆうきはずっともやもやしていました。たくみは何もしていません。自分の失敗をごまかすために、責任転嫁をしてしまったのです。ゆうきは自分がなさけなくなりました。次の朝、ゆうきは班のみんなの前で言いました。「きのうのにじみは、ぼくが水をつけすぎたからなんだ。たくみ、ごめん。」たくみは少しだまってから、「いいよ。」と笑ってくれました。その日の図工の時間、ゆうきはたくみといっしょに、にじんだところを花畑にかき直しました。正直に言ったあとの心は、とても軽くなっていました。
ゆうきは、図工の時間に、班のみんなで大きな紙に町の地図をかいていました。ゆうきの係は、川を青い絵の具でぬることでした。
ところが、筆に水をつけすぎて、絵の具が紙にじわっと広がってしまいました。となりにかいてあった公園が、青くにじんでしまったのです。
「だれがやったの。」と班の子が聞きました。ゆうきは思わず言いました。「つくえがゆれたからだよ。たくみがぶつかったんじゃない。」たくみはおどろいた顔をしました。
その日の帰り道、ゆうきはずっともやもやしていました。たくみは何もしていません。
自分の失敗をごまかすために、責任転嫁をしてしまったのです。ゆうきは自分がなさけなくなりました。
次の朝、ゆうきは班のみんなの前で言いました。「きのうのにじみは、ぼくが水をつけすぎたからなんだ。たくみ、ごめん。」たくみは少しだまってから、「いいよ。」と笑ってくれました。
その日の図工の時間、ゆうきはたくみといっしょに、にじんだところを花畑にかき直しました。正直に言ったあとの心は、とても軽くなっていました。
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