一富士二鷹三茄子
(いちふじにたかさんなすび)

「一富士二鷹三茄子」の意味

初夢に見ると縁起がよいとされるものを、よい順にならべた言葉。一番が富士山、二番が鷹、三番がなすである。

「一富士二鷹三茄子」の使い方

おじいちゃんは、一富士二鷹三茄子のどれかを初夢で見たいと言って、元日の夜早くねた。

小学生に理解できる「一富士二鷹三茄子」を使った物語

お正月、ゆいはおじいちゃんの家に遊びに行きました。夕ごはんのあと、おじいちゃんが言いました。「今夜は、どんな初夢を見るかな。」

「初夢って、なあに。」ゆいがたずねると、おじいちゃんは教えてくれました。「新しい年になって、はじめて見る夢のことだよ。昔から、一富士二鷹三茄子と言ってね、富士山、鷹、なすの夢を見ると、縁起がいいとされているんだ。」

「なすの夢なんて、見られるかなあ。」ゆいは首をかしげました。おじいちゃんは笑いながら、「見られたら、きっといい一年になるよ」と言いました。

その夜、ゆいはふとんの中で、富士山のことを一生けんめい考えながらねむりました。

次の朝、ゆいは目をこすりながら起きてきました。「おじいちゃん、夢を見たよ。大きな鳥が、空を飛んでいたの。」

「それは鷹かもしれないね。」おじいちゃんがうれしそうに言うと、ゆいは少し考えて答えました。「でもね、その鳥、なすをくわえていたよ。」

家族みんなが大笑いしました。「鷹となすがいっしょに出てくるなんて、二番と三番がいっぺんに来たようなものだ。」おじいちゃんは、ゆいの頭をなでて言いました。

ゆいは、一富士二鷹三茄子のうち、二つも夢に出てきたことがうれしくてたまりませんでした。今年は、きっといいことがたくさんありそうです。

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