瓜のつるに茄子はならぬ
(うりのつるになすびはならぬ)

「瓜のつるに茄子はならぬ」の意味

平凡な親からは、平凡な子しか生まれないということ。

「瓜のつるに茄子はならぬ」の使い方

父もぼくも絵が苦手で、「瓜のつるに茄子はならぬだね」と笑い合った。

小学生に理解できる「瓜のつるに茄子はならぬ」を使った物語

四年生のリクは、テレビで見たピアニストにあこがれて、「ぼくも天才ピアニストになる!」と言い出しました。

でも、リクの家族は、だれも楽器をひいたことがありません。お父さんもお母さんも、音楽のテストはいつも苦手だったそうです。

リクがピアノ教室に通い始めて一か月。思ったように指が動かず、リクは家でため息をつきました。「やっぱり、瓜のつるに茄子はならぬ、ってことかなあ。うちの家族、だれもピアノできないもんね」

それを聞いたおじいちゃんが、笑って言いました。「たしかに、そういうことわざもある。でも、ピアノを始めて一か月で決めてしまうのは早いよ。茄子になれなくても、おいしい瓜になればいいじゃないか」

リクは、おじいちゃんの言葉を聞いて考えました。天才ピアニストじゃなくても、好きな曲を楽しくひけるようになりたい。それなら、毎日練習すればできるかもしれません。

それからリクは、毎日三十分ずつ練習を続けました。半年後の発表会で、リクは好きなアニメの曲を最後までひききりました。拍手の中で、リクは「瓜のつるでも、がんばればいい音が出るんだ」と思いました。

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