人事を尽くして天命を待つ
(じんじをつくしててんめいをまつ)

「人事を尽くして天命を待つ」の意味

自分にできるかぎりの努力をしたら、あとは結果を天にまかせて、静かに待つということ。

「人事を尽くして天命を待つ」の使い方

受験の前日、人事を尽くして天命を待つという気持ちで、早めにふとんに入った。

小学生に理解できる「人事を尽くして天命を待つ」を使った物語

中学三年生のみおは、吹奏楽部の最後のコンクールに向けて、毎日練習していました。みおの担当はトランペットです。曲の中には、みお一人でふくソロの部分がありました。

朝は早く学校に来て練習し、放課後も遅くまで残りました。家に帰ってからも、楽ふを見ながら指の動きを確かめました。くちびるがはれて痛い日もありましたが、みおは休みませんでした。

コンクールの前の夜、みおはなかなかねむれませんでした。「明日、ソロで失敗したらどうしよう。」

すると、お母さんが部屋に来て言いました。「みおは、できることは全部やってきたでしょう。人事を尽くして天命を待つ、という言葉があるのよ。あとは、自分を信じて落ち着いてふけばいいの。」

みおは、これまでの練習を思い出しました。毎日がんばってきたことは、自分がいちばんよく知っています。そう思うと、ふしぎと心が軽くなり、ぐっすりねむることができました。

次の日、ステージの上でみおはソロを堂々とふききりました。客席から大きなはく手がおくられました。

結果は銀賞でした。金賞にはとどきませんでしたが、みおの心はすっきりとしていました。「人事を尽くして天命を待つって、こういうことなんだ。」みおは仲間と肩をくんで、笑顔で写真におさまりました。

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