学問に王道なし
(がくもんにおうどうなし)

「学問に王道なし」の意味

学問を身につけるのに、楽な方法や近道はない。だれでも一歩ずつ努力しなければならないということ。

「学問に王道なし」の使い方

一晩で覚えられる方法をさがしたが、学問に王道なしで、結局毎日くり返すしかなかった。

小学生に理解できる「学問に王道なし」を使った物語

中学二年生のまなは、テストの前になると、いつも楽に点を取る方法をさがしていました。インターネットで「一日で覚えられる」「聞くだけで頭がよくなる」といった方法を見つけては、ためしてみました。

でも、どれもうまくいきませんでした。テストの点は、なかなか上がりません。

ある日、まなは数学の先生に相談しました。「先生、早く数学ができるようになる方法はありませんか。」

先生はほほえんで言いました。「学問に王道なし、という言葉があるんだ。どんなに頭のいい人でも、楽な近道はない。毎日少しずつ問題をとくのが、いちばんの近道なんだよ。」

まなは、少しがっかりしました。でも、先生の言うとおりにやってみようと決めました。毎日、家に帰ったら数学の問題を五問だけとくことにしたのです。まちがえた問題は、ノートにうつして、次の日にもう一度ときました。

最初の一か月は、あまり変わった気がしませんでした。でも、二か月目に入ると、前はわからなかった問題が、すらすらとけるようになっていました。

次の定期テストで、まなの数学の点は二十点も上がりました。先生に報告すると、「学問に王道なし、だっただろう」と笑ってくれました。まなは、こつこつ続けることのすごさを、はじめて実感しました。

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