天は自ら助くる者を助く
(てんはみずからたすくるものをたすく)

「天は自ら助くる者を助く」の意味

人にたよらず、自分で努力する人には、天が力をかして、幸せをあたえてくれるということ。

「天は自ら助くる者を助く」の使い方

天は自ら助くる者を助くというから、まずは自分で調べてから先生に質問しよう。

小学生に理解できる「天は自ら助くる者を助く」を使った物語

小学五年生のしゅんは、算数の分数がどうしてもわかりませんでした。宿題が出るたびに、お兄ちゃんに「答えを教えて」とたのんでいました。

ある日、お兄ちゃんは首をふって言いました。「答えを教えるのはかんたんだけど、それじゃしゅんの力にならないよ。天は自ら助くる者を助く、と言うだろう。まず自分でやってみな。わからないところだけ教えてあげるから。」

しゅんは、しぶしぶ教科書を開きました。例題を読み、ノートに図をかいて考えてみました。ピザを八つに切った図をかくと、分数の意味が少しずつ見えてきました。

それでも、どうしてもわからないところがありました。しゅんがその部分をきくと、お兄ちゃんはていねいに説明してくれました。自分で考えたあとだったので、説明がすっと頭に入りました。

そんな毎日を続けていると、しゅんは少しずつ自分で問題をとけるようになりました。図書館で分数の本を借りて、自分から練習するようにもなりました。

学期末のテストで、しゅんは算数で九十点を取りました。先生も「よくがんばったね」とほめてくれました。

家に帰ってテストを見せると、お兄ちゃんはにっこり笑いました。「ほらね、天は自ら助くる者を助く、だろう。」しゅんは、自分の力でつかんだ点数が、何よりもうれしく感じました。

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