来年のことを言えば鬼が笑う
(らいねんのことをいえばおにがわらう)

「来年のことを言えば鬼が笑う」の意味

先のことは、どうなるかわからないので、あれこれ言っても意味がないということ。

「来年のことを言えば鬼が笑う」の使い方

まだ一年生なのに卒業旅行の行き先を決めていたら、来年のことを言えば鬼が笑うよと母に言われた。

小学生に理解できる「来年のことを言えば鬼が笑う」を使った物語

十二月のある日、小学四年生のゆずきは、家族と夕ごはんを食べながら、来年の夏休みの計画を話していました。

「来年の夏は、海に行って、山にも行って、それから遊園地にも行きたいな。それに、自由研究はカブトムシを育てるの。」ゆずきは、楽しそうに話し続けました。

お父さんは笑いながら言いました。「来年のことを言えば鬼が笑う、と言うよ。まだ半年以上も先のことだから、どうなるかわからないね。」

「どうして鬼が笑うの。」ゆずきがふしぎそうにたずねると、お母さんが答えました。「先のことは、だれにもわからないでしょう。わからないことを今から決めすぎても、そのとおりにはいかないものなのよ。」

ゆずきは、少しつまらなそうな顔をしました。でも、お父さんはこう続けました。「楽しみにするのはいいことだよ。でも、まずは目の前の冬休みを楽しもうよ。」

「そうだった、冬休みももうすぐだ。」ゆずきは、ぱっと顔を明るくしました。家族で、冬休みに行くスケートの話をはじめました。

そして翌年の夏、ゆずきの家族は、計画とはちがって、おじいちゃんの家のある田舎ですごしました。そこで見つけたホタルの美しさに、ゆずきはむちゅうになりました。来年のことを言えば鬼が笑うというのは本当だったな、とゆずきは思いました。

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