故事成語辞典
時々顔を出して、知り合いとの関係が切れないようにすること。
父は、年に一度は昔の仲間の集まりに出て、顔をつないでいる。
ハルキのお父さんは、昔、少年野球のチームに入っていました。今でも年に一度、当時のコーチの家にあいさつに行っています。ある年、ハルキもいっしょに連れていってもらいました。コーチは、もうおじいさんになっていましたが、お父さんの顔を見るなり、うれしそうに笑いました。帰り道、ハルキはお父さんに聞きました。「どうして、毎年コーチの家に行くの?」。お父さんは答えました。「顔をつなぐためだよ。ずっと会わないでいると、だんだん縁がうすくなってしまうだろう。年に一回でも顔を出していれば、関係が切れずに続くんだ」。しばらくして、ハルキは野球チームに入りたいと思いました。お父さんがコーチに相談すると、コーチは近くのチームの監督を紹介してくれました。顔をつないでいたおかげで、すぐに話が進んだのです。ハルキは、新しいチームで毎日練習にはげみました。そして、お父さんと同じように、年に一度コーチの家に行くようになりました。「ぼくも、顔をつないでおかなくちゃね」。ハルキがそう言うと、コーチは「えらいなあ」と目を細めて、ハルキの頭をなでてくれたのでした。
ハルキのお父さんは、昔、少年野球のチームに入っていました。今でも年に一度、当時のコーチの家にあいさつに行っています。
ある年、ハルキもいっしょに連れていってもらいました。コーチは、もうおじいさんになっていましたが、お父さんの顔を見るなり、うれしそうに笑いました。
帰り道、ハルキはお父さんに聞きました。「どうして、毎年コーチの家に行くの?」。
お父さんは答えました。「顔をつなぐためだよ。ずっと会わないでいると、だんだん縁がうすくなってしまうだろう。年に一回でも顔を出していれば、関係が切れずに続くんだ」。
しばらくして、ハルキは野球チームに入りたいと思いました。お父さんがコーチに相談すると、コーチは近くのチームの監督を紹介してくれました。顔をつないでいたおかげで、すぐに話が進んだのです。
ハルキは、新しいチームで毎日練習にはげみました。そして、お父さんと同じように、年に一度コーチの家に行くようになりました。
「ぼくも、顔をつないでおかなくちゃね」。ハルキがそう言うと、コーチは「えらいなあ」と目を細めて、ハルキの頭をなでてくれたのでした。
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