顔が利く(かおがきく)

「顔が利く」の意味

よく知られていたり信用されたりしていて、無理を聞いてもらえること。

「顔が利く」の使い方

おじさんは商店街で顔が利くので、どの店でもおまけしてもらえる。

小学生に理解できる「顔が利く」を使った物語

ミクのおじいちゃんは、商店街で四十年、八百屋さんをしています。商店街のどのお店の人とも顔なじみです。

ある日、ミクの学校で、地域のお店について調べる授業がありました。ミクの班は、商店街の魚屋さんの仕事を見学したいと考えました。ところが、電話でたのんでみると、「朝はいそがしいから、見学は難しいね」と断られてしまいました。

困ったミクがおじいちゃんに相談すると、おじいちゃんは「よし、わたしから話してみよう」と言いました。おじいちゃんは魚屋さんに顔を出し、少し話をしてきました。

もどってきたおじいちゃんは、「三十分だけなら、見せてくれるそうだよ」と言いました。ミクのお母さんは「おじいちゃんは、この商店街では顔が利くからね」と笑いました。

見学の日、魚屋さんのご主人は、魚のさばき方や、新しい魚の見分け方をていねいに教えてくれました。「八百屋さんのお孫さんのたのみじゃ、断れないよ」と、ご主人は笑っていました。

見学のあと、ミクはおじいちゃんにお礼を言いました。おじいちゃんは「顔が利くのは、長い間、まじめに商売をしてきたからさ」と言いました。ミクは、信用は毎日の積み重ねでできるのだと感じました。

「顔が利く」の例文

  • 古本好きのおじは、町の古本屋に顔が利くので、さがしている本が入るとすぐに知らせてもらえる。
  • 長年、少年野球チームの世話役をしてきた祖父は、グラウンドの持ち主に顔が利くので、練習の場所に困ったことがない。
  • 母は、通っている美容室で顔が利くので、急な予約でも入れてもらえる。

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