臍を噛む(ほぞをかむ)

「臍を噛む」の意味

どうにもならないことを、ひどく後悔すること。

「臍を噛む」の使い方

もっと練習しておけばよかったと、臍を噛んだ。

小学生に理解できる「臍を噛む」を使った物語

ある日、カナはお母さんから、「明日は雨が降るから、かさを持っていきなさい」と言われました。けれど、朝の空はよく晴れていたので、カナは「だいじょうぶだよ」と言って、かさを持たずに家を出ました。

ところが、帰る時間になると、空はまっくらになり、大雨が降り出しました。カナは、げた箱の前で立ちつくしてしまいました。

しかもその日、カナのランドセルの中には、一週間かけて描いた、図工の作品が入っていました。家で仕上げをするために、持ち帰る予定だったのです。

しかたなく、カナは雨の中を走って帰りました。家に着いてランドセルを開けると、作品はびしょぬれで、絵の具がにじんでしまっていました。

カナは、臍を噛む思いでした。お母さんの言うとおり、かさを持っていけばよかったのです。けれど、どんなに後悔しても、にじんだ絵はもとにもどりません。

お母さんは、カナの背中をなでながら言いました。「臍を噛むほどくやしいね。でも、この絵のいいところは、まだちゃんと残っているわよ」。

カナは、次の日から、にじんだところを生かして、雨の日の町の絵に描き直しました。そして、天気予報をよく聞いてから出かけるようにしたのでした。

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