目の色を変える(めのいろをかえる)

「目の色を変える」の意味

おこったり、おどろいたり、夢中になったりして、目つきが変わること。

「目の色を変える」の使い方

好きな選手のカードが当たると聞いて、弟は目の色を変えた。

小学生に理解できる「目の色を変える」を使った物語

中学生のかなは、ふだんはあまり勉強に熱心ではありませんでした。ところがある日、理科の授業で、先生が星の写真を見せてくれました。

それは、天体望遠鏡で撮った土星の写真でした。輪がくっきりと見えています。かなは、思わず目の色を変えて身を乗り出しました。

「これ、学校の望遠鏡でも見られるんですか」。先生は「秋の夜なら見られるよ。天文部に入ってみたら」と答えました。

ほかの授業のノートはすみに落書きばかりでしたが、星のノートだけは、色ペンを使ってていねいに書きました。お母さんは「別人みたいね」とおどろきました。

かなはさっそく天文部に入り、星座の本を図書室から何さつも借りました。わからない言葉は、自分で調べてノートにまとめました。

十月の観測会の夜、かなは望遠鏡をのぞきました。そこには、写真と同じ、小さな輪のある土星がうかんでいました。

「本当にあった」。かなは声をあげました。夢中になれるものに出会うと、人はこんなにも変われるのだと、先生はほほえんで見ていました。

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