故事成語辞典
かたく決心すること。
最後までやりとげようと、臍を固めた。
ハルトは、小学一年生のときからずっと、水泳が苦手でした。顔を水につけるのがこわくて、プールの時間になると、いつもおなかが痛くなる気がしていました。五年生の夏、ハルトのクラスでは、二十五メートルを泳ぐ記録会が開かれることになりました。ハルトは、まだ五メートルも泳げません。「このままじゃいやだ」。ハルトは、記録会までの一か月、毎日市民プールに通って練習しようと臍を固めました。お父さんに話すと、「よし、いっしょに行こう」と言ってくれました。最初の一週間は、顔を水につけるだけで精いっぱいでした。何度もやめたくなりましたが、そのたびに、臍を固めた日のことを思い出しました。二週目には、けのびで五メートル進めるようになりました。三週目には、息つぎをしながら十五メートル泳げるようになりました。記録会の日、ハルトはスタート台に立ちました。足がふるえましたが、思い切って水に飛びこみました。息が苦しくなっても、手と足を動かし続けました。そして、ついに二十五メートルのかべに手がとどきました。プールサイドから、クラスのみんなの拍手が聞こえてきました。臍を固めてがんばってよかったと、ハルトは心から思ったのでした。
ハルトは、小学一年生のときからずっと、水泳が苦手でした。顔を水につけるのがこわくて、プールの時間になると、いつもおなかが痛くなる気がしていました。
五年生の夏、ハルトのクラスでは、二十五メートルを泳ぐ記録会が開かれることになりました。ハルトは、まだ五メートルも泳げません。
「このままじゃいやだ」。ハルトは、記録会までの一か月、毎日市民プールに通って練習しようと臍を固めました。お父さんに話すと、「よし、いっしょに行こう」と言ってくれました。
最初の一週間は、顔を水につけるだけで精いっぱいでした。何度もやめたくなりましたが、そのたびに、臍を固めた日のことを思い出しました。
二週目には、けのびで五メートル進めるようになりました。三週目には、息つぎをしながら十五メートル泳げるようになりました。
記録会の日、ハルトはスタート台に立ちました。足がふるえましたが、思い切って水に飛びこみました。息が苦しくなっても、手と足を動かし続けました。
そして、ついに二十五メートルのかべに手がとどきました。プールサイドから、クラスのみんなの拍手が聞こえてきました。臍を固めてがんばってよかったと、ハルトは心から思ったのでした。
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