口をそろえる(くちをそろえる)

「口をそろえる」の意味

大勢の人が、同じことをいっしょに言うこと。

「口をそろえる」の使い方

給食のカレーについて、クラスのみんなが口をそろえて「おいしい」と言った。

小学生に理解できる「口をそろえる」を使った物語

ある日、先生がクラスのみんなに聞きました。「来月のお楽しみ会、何をしたいですか」。

すると、みんなは口をそろえて「ドッジボール」と答えました。ところが、一人だけ、手をあげた子がいました。転校してきたばかりのゆいです。

教室が少しざわざわしました。ゆいは前の学校のことを話すとき、いつも少しさびしそうな顔をしていたので、だれもが気になっていたのです。

「わたしは、かくれんぼもしてみたいです。前の学校で人気だったんです」。ゆいは、少しはずかしそうに言いました。

先生は「どちらも楽しそうだね。時間を半分に分けたらどうかな」と言いました。みんなも「それならいいね」とうなずきました。

お楽しみ会の日、ドッジボールのあとのかくれんぼは、思っていた以上にもり上がりました。ゆいは、かくれるのがとても上手でした。

会が終わると、みんなはまた口をそろえて言いました。「かくれんぼも楽しかった」。ゆいは、クラスの一員になれた気がして、にっこりしました。

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