大船に乗ったよう(おおぶねにのったよう)

「大船に乗ったよう」の意味

大きな船に乗ったときのように、すっかり安心している様子。

「大船に乗ったよう」の使い方

あの先輩がついてくれるなら、大船に乗ったような気持ちだ。

小学生に理解できる「大船に乗ったよう」を使った物語

小学六年のあやかは、町の子ども料理教室に初めて参加しました。作るのは、ハンバーグとサラダです。

あやかは、包丁を使うのも、火を使うのも、ほとんど初めてでした。同じ班の子たちも初めての子ばかりで、みんな不安そうな顔をしています。

そこへ、手伝いの大学生のお姉さんが来てくれました。「わたしは調理師の学校に通っているの。わからないことは何でも聞いてね」。

お姉さんは、玉ねぎの切り方や、ハンバーグの形の作り方を、ていねいに見せてくれました。あやかたちは、大船に乗ったような気持ちになりました。

でも、焼く段階になると、お姉さんは言いました。「ここからは、みんなでやってみよう。わたしは見ているからね」。あやかは少しどきどきしながら、フライパンにハンバーグを置きました。

ふたをして、言われた時間をきちんと計り、竹ぐしをさして確かめました。中から、すんだ肉じるが出てきました。「できた」。班のみんなで歓声をあげました。

頼れる人がいる安心感の中で、自分たちの力でやりとげたことが、あやかには何よりうれしかったのです。家に帰ると、さっそく家族にハンバーグを作りました。

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