胸に刻む(むねにきざむ)

「胸に刻む」の意味

しっかりと心にとめて、忘れないようにすること。

「胸に刻む」の使い方

卒業式で先生がかけてくれた言葉を、ぼくは胸に刻んでいる。

小学生に理解できる「胸に刻む」を使った物語

小学六年のゆうとは、少年野球チームの最後の試合をむかえていました。相手は、県大会で優勝したこともある強いチームです。

試合の前、監督がみんなを集めて言いました。「勝ち負けよりも、最後まであきらめないこと。それが、このチームで一番大切にしてきたことだ」。

試合は、相手に五点も差をつけられたまま、最終回をむかえました。それでも、ゆうとたちは一人ひとりが粘り強くボールに食らいつき、二点を返しました。

結果は、三対五で負けました。でも、試合のあと、相手チームの監督が「最後まで、いいプレーだったね」と声をかけてくれました。

ゆうとたちの監督は、目を赤くして言いました。「みんな、本当によくやった。今日のことを、ずっと覚えていてほしい」。

ゆうとは、監督の言葉と、最後まであきらめなかったこの試合を、胸に刻みました。

中学生になって、勉強や部活で苦しいことがあると、ゆうとはあの日のことを思い出します。胸に刻んだ言葉が、いつもゆうとの背中をおしてくれるのです。

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