胸襟を開く(きょうきんをひらく)

「胸襟を開く」の意味

心の中を隠さずに、打ち明けること。

「胸襟を開く」の使い方

親友には、襟を開いて悩みを相談できる。

小学生に理解できる「胸襟を開く」を使った物語

ユイは、中学校に入学したばかりで、新しいクラスになじめずにいました。小学校のときの友だちとは別のクラスになり、休み時間は一人でいることが多かったのです。

ある日、となりの席のマイが話しかけてきました。「ユイちゃん、いつも本を読んでいるよね。何の本?」。ユイは少しおどろきながら、好きなファンタジーの本の話をしました。

それから二人は、少しずつ話をするようになりました。けれど、ユイには、なかなか言えずにいることがありました。本当は、クラスになじめなくて、さびしいと思っていることです。

ある日の帰り道、ユイは思い切って、胸襟を開くことにしました。「実はね、わたし、クラスでずっとさびしかったんだ。マイちゃんが話しかけてくれて、本当にうれしかったの」。

するとマイも、うちあけてくれました。「わたしも、転校してきたばかりで不安だったんだ。ユイちゃんが話してくれて、ほっとしたよ」。

おたがいに胸襟を開いて話したことで、二人の距離は、ぐっと近くなりました。

次の日から、ユイとマイは、いっしょにお弁当を食べるようになりました。心の中を話せる友だちができて、ユイは学校に行くのが楽しみになったのでした。

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