胸が熱くなる(むねがあつくなる)

「胸が熱くなる」の意味

深く感動して、胸がいっぱいになること。

「胸が熱くなる」の使い方

みんなで練習してきた合唱がうまくいき、胸が熱くなった。

小学生に理解できる「胸が熱くなる」を使った物語

ハルキの家の近くに住むおじいさんは、毎朝、通学路の横断歩道に立って、子どもたちを見守ってくれています。雨の日も、雪の日も、一日も休んだことはありません。

ある日、ハルキはクラスの友だちと相談して、おじいさんにお礼をしようと決めました。みんなで寄せ書きを書き、色紙いっぱいに「いつもありがとう」の言葉をならべました。

次の朝、ハルキたちは横断歩道でおじいさんに色紙をわたしました。

おじいさんは色紙をゆっくり読むと、しばらく何も言いませんでした。それから顔を上げて、「こんなにうれしいことはないよ。胸が熱くなった」と、少しふるえる声で言いました。

その言葉を聞いて、ハルキも胸が熱くなりました。自分たちの気持ちが、ちゃんと届いたのだとわかったからです。

学校に着いてからも、ハルキはおじいさんの笑顔を何度も思い出しました。

それからもおじいさんは、毎朝同じ場所に立っています。けれど、その胸のポケットには、みんなで作った小さな交通安全のお守りが、いつも入っているのでした。

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