精を出す(せいをだす)

「精を出す」の意味

一生けんめいに働いたり、努力したりすること。

「精を出す」の使い方

兄は、来月の大会に向けて、毎日練習に精を出している。

小学生に理解できる「精を出す」を使った物語

小学五年のめいの家は、町で小さなパン屋さんをしています。お父さんとお母さんは、毎朝四時に起きて、パンを焼いています。

夏休みのある日、めいは「わたしもお店を手伝いたい」と言いました。お父さんは「それなら、朝六時からお店のそうじをたのもうかな」と答えました。

次の朝、めいは目覚まし時計で早起きして、お店のゆかをほうきではき、ガラスのショーケースをぴかぴかにみがきました。

そうじが終わると、お母さんがパンの並べ方を教えてくれました。めいは、焼きたてのクロワッサンを、トングでそっとトレーにならべました。

それから毎朝、めいはお店の手伝いに精を出しました。常連のおばあさんが「えらいわね。お店がいつもよりきれいね」と声をかけてくれることもありました。

夏休みの最後の日、お父さんはめいのために、特別なパンを焼いてくれました。それは、めいの好きなチョコレートがたっぷり入ったパンでした。

「一か月、よく精を出してくれたね。ありがとう」。お父さんの言葉に、めいは胸がいっぱいになりました。働くことの大変さと楽しさを、めいは知ったのでした。

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