手を抜く(てをぬく)

「手を抜く」の意味

やるべきことを簡単にすませて、ていねいにしないこと。

「手を抜く」の使い方

掃除の手を抜いたら、先生にすぐに見つかってやり直しになった。

小学生に理解できる「手を抜く」を使った物語

昔々、ある小さな村にとても忙しい大工が住んでいました。彼は新しい家を建てる仕事を任されていましたが、いつも急いで終わらせたがる性格でした。大工は、柱をしっかりと固定することや、壁をきちんと作ることを省いて、時間を節約しようとしました。

しかし、その結果、大工が建てた家はすぐに壊れてしまいました。村の人々は、何度も大工の家が崩れ落ちるのを見て、彼のやり方がいかにいい加減であるかを理解しました。『手を抜く』とは、手間を省き、丁寧に仕事をしないことだと、村の子供たちも学ぶことになったのです。

ある日、村の子供たちは大工の仕事を手伝うことになりました。最初は楽しそうに作業をしていましたが、時間が経つにつれて、疲れが出てきました。すると、一人の子供が言いました。「もういいや、適当にやってしまおう!」他の子供たちも同じように考え始めました。しかし、ふとした瞬間、彼らは大工のことを思い出しました。いい加減にやったら、大工のように失敗してしまうかもしれないということに気づいたのです。

そこで子供たちは、しっかりと作業を続けることにしました。一生懸命に取り組むことで、彼らは大工の教訓を思い出し、自分たちの手でしっかりとしたものを作り上げることができました。彼らは、手を抜かずに大切なことを丁寧に行うことが、どれほど大切かを学んだのです。

「手を抜く」の例文

  • その料理人は、店の人たちだけで食べる昼ごはんを作るときでも、決して手を抜かない。
  • 宿題の作文を手を抜いて三行で終わらせたら、先生に赤ペンで「もう少しくわしく」と書かれてしまった。
  • 色をぬる所で手を抜いたせいで、せっかくのプラモデルが、近くで見るとまだらになってしまった。

「手を抜く」の類語

  • おざなりにする

「手を抜く」の対義語

  • 念を入れる

「手を抜く」の由来

本当ならかけるはずの手間(手)を、はぶいてしまう様子を言った言い方です。

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