舟をこぐ(ふねをこぐ)

「舟をこぐ」の意味

すわったまま、こっくりこっくりと、いねむりをすること。

「舟をこぐ」の使い方

夜ふかしをしたせいで、授業中に舟をこいでしまった。

小学生に理解できる「舟をこぐ」を使った物語

小学五年のはるとは、日曜日の夜、おそくまでゲームをしてしまいました。ねたのは、夜中の十二時過ぎでした。

月曜日の五時間目は、国語の時間でした。給食でおなかがいっぱいになり、窓からはぽかぽかと日が差しこんでいます。

先生の読む物語の声が、子もり歌のように聞こえてきました。はるとは、いつのまにか、こっくりこっくりと舟をこぎ始めていました。

「はるとさん、次を読んでください」。先生の声に、はるとは、はっと目を覚ましました。でも、どこを読めばいいのか、まったくわかりません。

となりの席のさくらが、教科書の行をそっと指でさしてくれました。はるとは、なんとか読むことができましたが、顔は真っ赤でした。

授業のあと、先生がはるとに言いました。「昨日は、おそくまで起きていたのかな。ねむいと、せっかくの授業がもったいないよ」。

その夜から、はるとは九時半にはふとんに入るようにしました。舟をこぐこともなくなり、授業の内容もよく頭に入るようになりました。

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