天狗になる(てんぐになる)

「天狗になる」の意味

うぬぼれて、いい気になること。

「天狗になる」の使い方

一度テストで百点を取ったくらいで天狗になっていたら、次のテストで失敗した。

小学生に理解できる「天狗になる」を使った物語

小学六年のそうまは、地区の書き初め大会で金賞を取りました。校長先生から全校朝会でほめられ、そうまはとても得意になりました。

それからのそうまは、書写の時間になると、友だちの字を見ては「そこはもっとはらわないと」と口を出すようになりました。

家でも、習字の練習をしなくなりました。「ぼくはもう上手だから、練習しなくても大丈夫」。すっかり天狗になっていたのです。

次の年の大会で、そうまは何の賞も取れませんでした。金賞を取ったのは、そうまがいつも口を出していた、となりの席のさくらでした。

さくらは、毎日三十分ずつ練習を続けていたそうです。そうまは、自分が天狗になって練習をやめていたことを、はずかしく思いました。

そうまは、さくらに「おめでとう。それから、えらそうなことばかり言って、ごめん」と言いました。さくらは「いっしょに練習しようよ」と笑ってくれました。

その日から、そうまはまた筆を持つようになりました。うまくなったと思ったときこそ、気をゆるめずに続けることが大切なのだと、そうまは知りました。

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