敵は本能寺にあり
(てきはほんのうじにあり)

「敵は本能寺にあり」の意味

表向きの目的とはちがうところに、本当のねらいがあるということ。

「敵は本能寺にあり」の使い方

弟は宿題を手伝うと言ったが、敵は本能寺にありで、本当はぼくのおかしがねらいだった。

小学生に理解できる「敵は本能寺にあり」を使った物語

土曜日の午後、小学四年生のそうすけは、お母さんに声をかけました。「お母さん、買い物、ぼくが手伝ってあげるよ。」

お母さんはおどろきました。いつもは「めんどうくさい」と言って、ついてこないそうすけだったからです。「あら、めずらしいわね。じゃあ、いっしょに行きましょう。」

スーパーに着くと、そうすけは重い牛乳やお米を、すすんでカートに入れてくれました。お母さんは、そうすけもずいぶんたのもしくなったものだと、感心していました。

ところが、おかし売り場の前に来ると、そうすけは急に立ち止まりました。そして、新発売のチョコレートを手にとって言いました。「お母さん、手伝ったごほうびに、これ買ってもいい。」

お母さんは、思わずふき出してしまいました。「なるほどね。敵は本能寺にあり、というわけね。本当のねらいは、このチョコレートだったのね。」

「ばれちゃった。」そうすけは、頭をかきながら笑いました。

家に帰ってその話をすると、お父さんも大笑いしました。「お手伝いのふりをして、本当の目的は別のところにあったんだな。」

お母さんは、そうすけがちゃんと荷物を運んでくれたので、ごほうびのチョコレートを買ってあげていました。そうすけは、チョコレートを半分に分けて、お父さんとお母さんにも一かけらずつあげました。敵は本能寺にありの作戦は、家族みんなを笑顔にしたのでした。

意味や気持ち・場面から言葉を探す

広告この言葉をもっと学べる本

Amazonのアソシエイトとして、故事成語辞典は適格販売により収入を得ています。広告について

慣用句 学習用問題