顔を立てる(かおをたてる)

「顔を立てる」の意味

人の名誉や立場が保たれるようにすること。

「顔を立てる」の使い方

先輩の顔を立てて、最初のあいさつは先輩にしてもらった。

小学生に理解できる「顔を立てる」を使った物語

リオのクラスでは、お楽しみ会の司会を、クラスでいちばんおとなしいタケルがすることになりました。タケルが自分から「やってみたい」と手をあげたのです。

当日、タケルは一生けんめい司会をしましたが、きんちょうして、プログラムの順番をまちがえてしまいました。本当は二番目の手品が、四番目のクイズより後になってしまったのです。

手品を担当していたリオは、そのことに気がつきました。でも、ここで「順番ちがうよ」と言えば、みんなの前でタケルがはずかしい思いをします。

リオは手をあげて言いました。「ぼくの手品、準備に時間がかかるから、あとにしてもらえて助かったよ」。リオは、タケルの顔を立てたのです。

お楽しみ会が終わったあと、タケルがリオのところに来て、小さな声で言いました。「順番、まちがえてたよね。顔を立ててくれて、ありがとう」

リオは「司会、すごくよかったよ」と答えました。それからタケルは、前よりも少し自信を持って、クラスで発言するようになりました。

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