火蓋を切る(ひぶたをきる)

「火蓋を切る」の意味

戦いや競争を始めること。

「火蓋を切る」の使い方

キックオフの笛とともに、決勝戦の火蓋が切られた。

小学生に理解できる「火蓋を切る」を使った物語

ショウタの学校では、毎年冬に、クラス対抗の長なわとび大会が開かれます。ショウタのクラスは、去年は最下位でした。

「今年こそ、優勝しよう!」。学級会でそう決めたクラスのみんなは、毎朝、体育館で練習を始めました。最初は十回も続かず、ひっかかるたびに、ため息がもれました。

それでも、なわを回す人とのタイミングを話し合ったり、声をかけ合ったりするうちに、少しずつ回数がのびていきました。

大会の日、体育館には全校の子どもたちが集まりました。校長先生の笛の合図で、いよいよ戦いの火蓋が切られました。

ショウタのクラスは、みんなで「いち、に、いち、に」と声を合わせてとびました。ほかのクラスもがんばっていて、体育館は大きな声援に包まれました。

結果は、二位でした。優勝には届きませんでしたが、去年の最下位から大きく順位を上げることができました。

教室にもどると、担任の先生が言いました。「来年の大会の火蓋を切るのは、今日からだね」。みんなは笑いながら、さっそく次の目標を話し合ったのでした。

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