足元に火が付く(あしもとにひがつく)

「足元に火が付く」の意味

危険や困ったことが、身近にせまってくること。

「足元に火が付く」の使い方

宿題の締め切りが明日にせまり、足元に火が付いた。

小学生に理解できる「足元に火が付く」を使った物語

ミズキのクラスでは、二週間後に学芸会の劇を発表します。ところが、ミズキの班は、まだせりふも半分しか覚えていませんでした。

「まだ二週間もあるから、だいじょうぶだよ」。班のみんなは、のんびりかまえていました。練習の時間も、ついおしゃべりをしてしまいます。

一週間がたったころ、担任の先生が言いました。「来週の月曜日に、一度通し練習をします。せりふは全部覚えてきてくださいね」。

ミズキたちは青くなりました。月曜日まで、あと四日しかありません。ようやく、足元に火が付いたのです。

その日から、ミズキたちは休み時間も放課後も、せりふの練習をしました。家に帰ってからも、家族の前で何度もくり返しました。足元に火が付いてからの四日間は、あっという間に過ぎていきました。

月曜日の通し練習では、なんとかせりふを全部言うことができました。先生にも「よくがんばったね」とほめてもらいました。

練習のあと、ミズキは班のみんなに言いました。「次は、足元に火が付く前に始めようね」。みんなは、苦笑いしながらうなずいたのでした。

「足元に火が付く」の例文

  • 取り引き先の会社が次々に店をたたみ、父の会社にも足元に火が付いた。
  • 駅前に大きなスーパーができると聞いて、商店街の八百屋さんは足元に火が付き、あわてて宅配を始めた。
  • となり町まで広がっていた山火事の煙が見えるようになり、村の人たちは足元に火が付いたと感じて、荷物をまとめ始めた。

「足元に火が付く」の類語

  • 尻に火が付く
  • 焦眉の急

「足元に火が付く」の由来

自分の足元まで火がせまってきて、すぐに動かないとあぶない様子にたとえた言い方です。

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