息がかかる(いきがかかる)

「息がかかる」の意味

力のある人とつながりがあり、その人に守られたり影響を受けたりしていること。

「息がかかる」の使い方

その店は、町の有力者の息がかかっているといううわさだ。

小学生に理解できる「息がかかる」を使った物語

ある村に、大きな米問屋がありました。問屋の主人は村一番のお金持ちで、役人とも親しくしていました。

村のはずれに、新しく小さな店ができました。店を開いたのは、問屋の主人のおいでした。店はまだ小さいのに、村の人たちはだれも文句を言いません。

ある日、村の子どもが、おじいさんに聞きました。「どうして、あの店のことは、だれも悪く言わないの?」。

おじいさんは、少し声を小さくして答えました。「あの店は、問屋の主人の息がかかっているからだよ。何かあれば、問屋の主人が守ってくれる。だから、みんな気をつかっているのさ」。

子どもは、力のある人とつながっていると、まわりの人の態度まで変わるのだと知りました。

けれど、店の主人は、問屋の主人の息がかかっていることに頼ろうとはしませんでした。毎朝早く起きて店をきれいにし、お客さんにていねいにあいさつをしました。品物の値段も、ほかの店と同じにしていました。

やがて村の人たちは、問屋の主人のためではなく、店の主人の人がらにひかれて、その店で買い物をするようになったのでした。

「息がかかる」の例文

  • その新しいサッカークラブは、有名なチームの息がかかっているので、練習の道具がどれも立派だ。
  • 駅の近くにできた定食屋は、町でいちばん古い食堂の息がかかっているらしく、みそ汁の味がそっくりだ。
  • 料理大会の審査員が、どれも同じ会社の息がかかっている人ばかりだと、おじは首をかしげていた。

意味や気持ち・場面から言葉を探す

広告この言葉をもっと学べる本

Amazonのアソシエイトとして、故事成語辞典は適格販売により収入を得ています。広告について

慣用句 学習用問題