息の根を止める(いきのねをとめる)

「息の根を止める」の意味

相手を、二度と立ち上がれないように、徹底的にやっつけること。

「息の根を止める」の使い方

最後の一点で、ライバルチームの息の根を止めた。

小学生に理解できる「息の根を止める」を使った物語

ケンタのサッカーチームは、市の大会の決勝に進みました。相手は、去年の優勝チームです。

前半は、ケンタたちが一点を先に取りました。けれど、相手チームはすぐに追いついてきます。後半に入っても、一進一退の試合が続きました。

後半のなかば、ケンタのチームがもう一点を取り、二対一になりました。それでも相手は、あきらめずにせめてきます。ベンチのコーチが大きな声で言いました。「もう一点取って、相手の息の根を止めるんだ!」。

ケンタは、その言葉を聞いて、気持ちを引きしめました。相手が二度と追いつけないくらい、点差を広げなければなりません。

試合終了まであと五分。ケンタは、仲間からのパスを受けると、思い切りシュートを打ちました。ボールはゴールのすみにすいこまれ、三対一になりました。

その一点が、相手の息の根を止めました。相手チームはそれ以上点を取ることができず、ケンタたちは見事に優勝しました。

試合のあと、ケンタたちは相手チームと握手をしました。「来年はまた負けないよ」と言われて、ケンタは「こっちもね」と笑顔で返したのでした。

「息の根を止める」の例文

  • 九回裏の満塁ホームランが、相手チームの息の根を止めた。
  • 新しい商品の大ヒットが、ライバル会社の息の根を止めることになった。
  • 悪いうわさの息の根を止めるには、本当のことをきちんと伝えるのがいちばんだ。

「息の根を止める」の類語

  • とどめを刺す
  • 引導を渡す

「息の根を止める」の対義語

「息の根を止める」の由来

「息の根」は呼吸のおおもと、つまり命のことです。その息を止める、命を絶つという意味から、相手を完全にやっつけて二度と立ち上がれないようにするという意味でも使われるようになりました。

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