故事成語辞典
相手を、二度と立ち上がれないように、徹底的にやっつけること。
最後の一点で、ライバルチームの息の根を止めた。
ケンタのサッカーチームは、市の大会の決勝に進みました。相手は、去年の優勝チームです。前半は、ケンタたちが一点を先に取りました。けれど、相手チームはすぐに追いついてきます。後半に入っても、一進一退の試合が続きました。後半のなかば、ケンタのチームがもう一点を取り、二対一になりました。それでも相手は、あきらめずにせめてきます。ベンチのコーチが大きな声で言いました。「もう一点取って、相手の息の根を止めるんだ!」。ケンタは、その言葉を聞いて、気持ちを引きしめました。相手が二度と追いつけないくらい、点差を広げなければなりません。試合終了まであと五分。ケンタは、仲間からのパスを受けると、思い切りシュートを打ちました。ボールはゴールのすみにすいこまれ、三対一になりました。その一点が、相手の息の根を止めました。相手チームはそれ以上点を取ることができず、ケンタたちは見事に優勝しました。試合のあと、ケンタたちは相手チームと握手をしました。「来年はまた負けないよ」と言われて、ケンタは「こっちもね」と笑顔で返したのでした。
ケンタのサッカーチームは、市の大会の決勝に進みました。相手は、去年の優勝チームです。
前半は、ケンタたちが一点を先に取りました。けれど、相手チームはすぐに追いついてきます。後半に入っても、一進一退の試合が続きました。
後半のなかば、ケンタのチームがもう一点を取り、二対一になりました。それでも相手は、あきらめずにせめてきます。ベンチのコーチが大きな声で言いました。「もう一点取って、相手の息の根を止めるんだ!」。
ケンタは、その言葉を聞いて、気持ちを引きしめました。相手が二度と追いつけないくらい、点差を広げなければなりません。
試合終了まであと五分。ケンタは、仲間からのパスを受けると、思い切りシュートを打ちました。ボールはゴールのすみにすいこまれ、三対一になりました。
その一点が、相手の息の根を止めました。相手チームはそれ以上点を取ることができず、ケンタたちは見事に優勝しました。
試合のあと、ケンタたちは相手チームと握手をしました。「来年はまた負けないよ」と言われて、ケンタは「こっちもね」と笑顔で返したのでした。
「息の根」は呼吸のおおもと、つまり命のことです。その息を止める、命を絶つという意味から、相手を完全にやっつけて二度と立ち上がれないようにするという意味でも使われるようになりました。
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