故事成語辞典
相手の弱みにつけこむこと。
閉店まぎわの店で、足元を見られて高い値段を言われたと父がこぼしていた。
夏休み、ユキは家族で海水浴に出かけました。その日はとても暑く、海に着いたころには、持ってきた水とうのお茶はすっかりなくなっていました。海の家に行くと、ペットボトルのお茶が一本五百円で売られていました。ふだん家の近くのお店で買う、三倍以上のねだんです。ユキは、おどろいてお父さんに言いました。「どうして、こんなに高いの?」。お父さんは苦笑いしながら答えました。「近くにほかのお店がないし、みんなのどがかわいているからね。お客さんの足元を見たねだんだなあ」それでも、のどはからからです。家族はしかたなく、お茶を二本だけ買って、分けて飲みました。帰りの車の中で、お母さんが言いました。「暑い日にお出かけするときは、こおらせたペットボトルを多めに持っていくといいね。そうすれば、足元を見られることもないから」次の海水浴の日、ユキは前の晩から、こおらせたお茶を家族の人数分より多く用意しました。海に着いても、お茶はひんやり冷たいままでした。ユキは「これで、もう高いお茶を買わなくてすむね」と、得意そうに笑いました。
夏休み、ユキは家族で海水浴に出かけました。その日はとても暑く、海に着いたころには、持ってきた水とうのお茶はすっかりなくなっていました。
海の家に行くと、ペットボトルのお茶が一本五百円で売られていました。ふだん家の近くのお店で買う、三倍以上のねだんです。
ユキは、おどろいてお父さんに言いました。「どうして、こんなに高いの?」。お父さんは苦笑いしながら答えました。「近くにほかのお店がないし、みんなのどがかわいているからね。お客さんの足元を見たねだんだなあ」
それでも、のどはからからです。家族はしかたなく、お茶を二本だけ買って、分けて飲みました。
帰りの車の中で、お母さんが言いました。「暑い日にお出かけするときは、こおらせたペットボトルを多めに持っていくといいね。そうすれば、足元を見られることもないから」
次の海水浴の日、ユキは前の晩から、こおらせたお茶を家族の人数分より多く用意しました。海に着いても、お茶はひんやり冷たいままでした。ユキは「これで、もう高いお茶を買わなくてすむね」と、得意そうに笑いました。
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