影がうすい(かげがうすい)

「影がうすい」の意味

その場にいても目立たず、存在感がないこと。

「影がうすい」の使い方

その選手はチームの中では影がうすいが、実はとても上手だ。

小学生に理解できる「影がうすい」を使った物語

ソラは、クラスの中で、自分は影がうすいと思っていました。休み時間に大きな声で話すこともなく、発表のときも、手をあげることはほとんどありません。

ある日、クラスで写真をとったとき、ソラは列のいちばんはしに立ちました。できあがった写真を見ると、ソラの顔は半分しか写っていませんでした。「やっぱり、ぼくって影がうすいんだな」。ソラは、少しさびしくなりました。

ところが次の日、クラスで飼っているメダカの水そうが、くもっていることにだれも気づきませんでした。ソラだけが気づいて、休み時間にそっと水をかえました。

それを見ていた担任の先生が、帰りの会で言いました。「メダカの水そうをきれいにしてくれたのは、ソラさんです。いつも、みんなが気づかないところに気づいてくれていますね」。

クラスのみんなが、ソラのほうを見て拍手をしてくれました。ソラは、顔が熱くなりました。

影がうすいと思っていた自分にも、できることがある。ソラは少しだけ自信を持てるようになりました。

それからソラは、ほんの少しずつ、休み時間に友だちに話しかけるようになりました。メダカの世話は、今ではソラとクラスの友だち二人の、大切な仕事になっています。

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