故事成語辞典
だれからもよく思われようとして、だれにでも愛想よくふるまうこと。また、そういう人(よくない意味で使うことが多い)。
どの友達にもいい顔をしていたら、「八方美人だ」と言われてしまった。
ミホは、クラスのだれとでも仲よくしたいと思っていました。だから、どのグループの子にも、いつもにこにこして話を合わせていました。休み時間、Aグループの子が「ダンスの発表、やろうよ」と言うと、ミホは「いいね!」と答えました。でも、Bグループの子に「発表なんてめんどうだよね」と言われると、「そうだよね」とうなずいてしまいました。ある日、二つのグループの子が同時にミホに聞きました。「ミホはどっちの意見なの?」ミホは何も答えられず、二つのグループの子たちから「ずるい」と言われてしまいました。家に帰って、ミホはお母さんに話しました。お母さんは言いました。「みんなによく思われたくて、だれにでも愛想よくすることを、八方美人っていうの。悪い気持ちじゃないけど、それだと本当の気持ちが伝わらないのよ」ミホは、自分が八方美人になっていたことに気づきました。みんなに好かれたかったのに、かえって信用をなくしていたのです。次の日、ミホは勇気を出して言いました。「わたしは、ダンスの発表をやってみたい。でも、めんどうだと思う人の気持ちもわかるから、短い発表にしたらどうかな」二つのグループの子たちは顔を見合わせ、「それならいいかも」とうなずきました。ミホは、自分の考えを言うほうが、ずっと気持ちが楽だと知りました。
ミホは、クラスのだれとでも仲よくしたいと思っていました。だから、どのグループの子にも、いつもにこにこして話を合わせていました。
休み時間、Aグループの子が「ダンスの発表、やろうよ」と言うと、ミホは「いいね!」と答えました。でも、Bグループの子に「発表なんてめんどうだよね」と言われると、「そうだよね」とうなずいてしまいました。
ある日、二つのグループの子が同時にミホに聞きました。「ミホはどっちの意見なの?」ミホは何も答えられず、二つのグループの子たちから「ずるい」と言われてしまいました。
家に帰って、ミホはお母さんに話しました。お母さんは言いました。「みんなによく思われたくて、だれにでも愛想よくすることを、八方美人っていうの。悪い気持ちじゃないけど、それだと本当の気持ちが伝わらないのよ」
ミホは、自分が八方美人になっていたことに気づきました。みんなに好かれたかったのに、かえって信用をなくしていたのです。
次の日、ミホは勇気を出して言いました。「わたしは、ダンスの発表をやってみたい。でも、めんどうだと思う人の気持ちもわかるから、短い発表にしたらどうかな」
二つのグループの子たちは顔を見合わせ、「それならいいかも」とうなずきました。ミホは、自分の考えを言うほうが、ずっと気持ちが楽だと知りました。
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