箍が緩む(たががゆるむ)

「箍が緩む」の意味

緊張がゆるんで、しまりがなくなること。

「箍が緩む」の使い方

夏休みに入って箍が緩み、毎日朝ねぼうしている。

小学生に理解できる「箍が緩む」を使った物語

ソウタのクラスは、運動会のリレーで優勝しました。毎朝早く集まって、バトンパスの練習を続けてきた成果でした。

ところが、運動会が終わった次の週から、クラスの様子が変わってしまいました。授業中におしゃべりをする人がふえ、宿題を忘れる人も出てきました。朝の会に遅刻する人までいます。

担任の先生は、帰りの会でみんなに言いました。「運動会が終わって、少し箍が緩んでいるようだね。がんばったあとに、ひと休みするのは大切だけど、毎日の生活までだらけてしまってはいけないよ」。

ソウタは、どきっとしました。自分も、運動会のあとは、家に帰るとすぐにゲームばかりしていたのです。

次の日、学級委員のユイが提案しました。「運動会のときみたいに、クラスの目標を決めようよ」。みんなで話し合って、「忘れ物ゼロの週を作ろう」という目標に決まりました。

毎日、帰りの会で忘れ物をした人の数を確かめていくと、少しずつ数が減っていきました。そして三週間後、ついに忘れ物ゼロの週を達成しました。

先生は、うれしそうに言いました。「緩んだ箍を、みんなで締め直したね」。ソウタは、運動会のときのような一体感を、また感じたのでした。

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