後ろを見せる(うしろをみせる)

「後ろを見せる」の意味

敵に背中を向けて逃げること。

「後ろを見せる」の使い方

相手がどんなに強くても、後ろを見せずに立ち向かった。

小学生に理解できる「後ろを見せる」を使った物語

コウタのクラスでは、休み時間にドッジボールをするのが大人気です。コウタは、いつも外野から相手をねらうのが得意でした。

ある日、となりのクラスとの試合で、コウタは最後の一人になってしまいました。相手チームには、ボールを投げるのがとても強いリョウがいます。

リョウが大きくふりかぶったとき、コウタは思わずこわくなって、背中を向けてにげ出してしまいました。ボールは、コウタの背中に当たりました。

試合のあと、キャプテンのダイキが言いました。「相手に後ろを見せたら、かえって当たりやすいんだよ。正面を向いていれば、とれることもあるんだ」。

コウタは、くやしくなりました。たしかに、後ろを見せてにげても、ボールからはのがれられませんでした。

それからコウタは、ダイキといっしょに、ボールを正面で受け止める練習をしました。最初はこわくて目をつぶってしまいましたが、だんだんとボールが見えるようになってきました。

次の試合で、コウタは、リョウの強いボールを正面からがっちりと受け止めました。もう後ろを見せない、と決めたコウタに、クラスのみんなから大きな拍手が送られたのでした。

「後ろを見せる」の例文

  • となりの家の小さな犬にほえられて、体の大きな兄があわてて後ろを見せたので、家族は大笑いした。
  • カードゲームの大会で、いとこは強い相手にも後ろを見せず、最後まで戦った。
  • カラスが近づいても、親のスズメは後ろを見せずに、巣のそばで鳴きつづけた。

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