故事成語辞典
得意で、ほこらしく思う様子。
弟が書道展で金賞をとって、家族みんな鼻が高い。
三年生のソラの弟、カイは五歳です。カイはこのごろ、ひとりで自転車に乗る練習をしていました。でも、補助輪をはずすと、すぐにふらふらとたおれてしまいます。ソラは、毎日夕方になると、カイの自転車のうしろを支えて、いっしょに公園を走りました。「前を見て。ペダルをこぎ続けると、たおれないよ」と、何度も声をかけました。一週間たったある日、ソラがそっと手をはなしても、カイはそのまま走り続けました。公園をぐるりと一周して、カイは「ぼく、ひとりで乗れた!」とさけびました。見ていたお母さんは「カイ、すごいね。ソラも毎日教えてくれてありがとう」と言いました。ソラは、自分のことのようにうれしくなりました。弟が乗れるようになって、ソラは鼻が高かったのです。その夜、カイはおばあちゃんに電話をかけて、「お兄ちゃんが教えてくれたの」と話しました。おばあちゃんは「いいお兄ちゃんを持って、カイは幸せだね」と言いました。電話を代わったソラに、おばあちゃんは言いました。「ソラが教えたなんて、おばあちゃんも鼻が高いよ」。ソラは少してれながら、「次は、カイと二人でサイクリングに行くんだ」と答えました。
三年生のソラの弟、カイは五歳です。カイはこのごろ、ひとりで自転車に乗る練習をしていました。でも、補助輪をはずすと、すぐにふらふらとたおれてしまいます。
ソラは、毎日夕方になると、カイの自転車のうしろを支えて、いっしょに公園を走りました。「前を見て。ペダルをこぎ続けると、たおれないよ」と、何度も声をかけました。
一週間たったある日、ソラがそっと手をはなしても、カイはそのまま走り続けました。公園をぐるりと一周して、カイは「ぼく、ひとりで乗れた!」とさけびました。
見ていたお母さんは「カイ、すごいね。ソラも毎日教えてくれてありがとう」と言いました。ソラは、自分のことのようにうれしくなりました。弟が乗れるようになって、ソラは鼻が高かったのです。
その夜、カイはおばあちゃんに電話をかけて、「お兄ちゃんが教えてくれたの」と話しました。おばあちゃんは「いいお兄ちゃんを持って、カイは幸せだね」と言いました。
電話を代わったソラに、おばあちゃんは言いました。「ソラが教えたなんて、おばあちゃんも鼻が高いよ」。ソラは少してれながら、「次は、カイと二人でサイクリングに行くんだ」と答えました。
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