采配を振る(さいはいをふる)

「采配を振る」の意味

先に立って、みんなに指図をすること。指揮をとること。

「采配を振る」の使い方

運動会では、六年生のリーダーが応援団の采配を振った。

小学生に理解できる「采配を振る」を使った物語

中学二年のさやかは、クラスの合唱コンクールの指揮者に選ばれました。指揮者は、クラスの練習をまとめる役目でもあります。

最初の練習では、みんながばらばらに話をしていて、さやかの声はなかなか届きませんでした。さやかは、どうしたらいいか、なやみました。

さやかは、まず、パートリーダーの四人を集めて相談しました。そして、練習の始めに五分だけ発声をすること、パートごとの練習時間を決めることにしました。

次の日から、さやかは練習の流れを黒板に書いて、てきぱきと采配を振りました。みんなも、何をすればいいかがわかって、練習に集中するようになりました。

声がそろわないところは、パートリーダーと相談して、何度もくり返し練習しました。少しずつ、歌声が一つにまとまっていきました。

コンクールの本番、さやかの指揮に合わせて、クラスの歌声が体育館にひびきました。結果は、学年で金賞でした。

みんなが「さやかのおかげだよ」と言うと、さやかは首をふりました。「みんながついてきてくれたからだよ」。さやかは、人をまとめることの楽しさを知りました。

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