人は見かけによらぬもの
(ひとはみかけによらぬもの)

「人は見かけによらぬもの」の意味

人の性格や力は、見た目だけではわからないということ。

「人は見かけによらぬもの」の使い方

いつも静かな転校生が、じつは空手の黒帯だと聞いて、人は見かけによらぬものだと思った。

小学生に理解できる「人は見かけによらぬもの」を使った物語

あおいのクラスに、春から新しい先生がやってきました。めがねをかけた、細くてやさしそうな男の先生です。声も小さく、あまり話さない先生でした。

「あの先生、体育の時間は大じょうぶかな。」あおいたちは、こっそりそんなことを話していました。運動は苦手そうに見えたのです。

ところが、初めての体育の時間、先生はジャージに着がえて校庭に出てくると、サッカーボールを軽々とあやつりはじめました。足の上でボールを何十回もはずませ、最後には遠くのゴールにきれいにシュートを決めました。

「えっ、すごい。」クラスのみんなは、口をぽかんとあけてしまいました。先生は少しはずかしそうに言いました。「学生のころ、ずっとサッカーをしていたんだ。」

その日から、先生のまわりにはいつも子どもたちが集まるようになりました。休み時間には、いっしょにサッカーをして遊びました。先生の教え方はとてもていねいで、あおいもボールをけるのが上手になりました。

ある日、あおいはお母さんにその話をしました。お母さんは笑って言いました。「人は見かけによらぬものね。」

あおいは、見た目だけで先生のことを決めつけていた自分を、少し反省しました。これからは、人のことをよく知ってから考えようと思いました。

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