沈黙は金雄弁は銀
(ちんもくはきんゆうべんはぎん)

「沈黙は金雄弁は銀」の意味

じょうずに話すことも大切だが、だまっているべきときにだまっていることは、それよりもっと大切だということ。

「沈黙は金雄弁は銀」の使い方

会議で言いたいことはあったが、沈黙は金雄弁は銀と考えて、まずはみんなの意見を聞いた。

小学生に理解できる「沈黙は金雄弁は銀」を使った物語

あやかは、おしゃべりが大好きな女の子です。休み時間も、給食の時間も、いつも話していました。

ある日、友だちのまいが元気のない顔をしていました。あやかは心配になって、「どうしたの」と声をかけました。まいは、飼っていたハムスターが病気になって、動物病院に入院したのだと、小さな声で話しはじめました。

あやかは、すぐに何か言ってはげまそうとしました。「きっと大じょうぶだよ。うちの近所の犬もね」と、自分の知っている話を次々にしゃべりました。でも、まいの顔はますます暗くなっていきました。

家に帰ってその話をすると、お母さんが言いました。「沈黙は金雄弁は銀、という言葉があるのよ。たくさん話すことより、だまって話を聞いてあげるほうが大切なときもあるの。」

次の日、あやかはまいのとなりにすわり、何も言わずに話を聞くことにしました。まいは、ハムスターのことや、心配な気持ちを少しずつ話してくれました。あやかは、ときどきうなずくだけでした。

話し終わると、まいは「聞いてくれてありがとう。少し楽になった」と、はじめて笑顔を見せました。

一週間後、ハムスターは元気になって家に帰ってきたそうです。あやかは、沈黙は金雄弁は銀という言葉を、ずっとおぼえておこうと思いました。

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