金の切れ目が縁の切れ目
(かねのきれめがえんのきれめ)

「金の切れ目が縁の切れ目」の意味

お金を目当てにしたつきあいは、お金がなくなると、それっきり終わってしまうということ。

「金の切れ目が縁の切れ目」の使い方

おごってもらうときだけ集まる仲間では、金の切れ目が縁の切れ目になってしまう。

小学生に理解できる「金の切れ目が縁の切れ目」を使った物語

中学二年生のだいすけは、駄菓子屋でおかしを買って、友だちによく配っていました。そのたびに、まわりにはたくさんの人が集まりました。

ところが、ある月、だいすけはおこづかいを使いきってしまいました。おかしを配れなくなると、まわりに集まっていた人は、少しずつへっていきました。

だいすけはさびしくなって、おじいちゃんに話しました。おじいちゃんは、だまって話を聞いてから言いました。

「金の切れ目が縁の切れ目、という言葉があるんだ。物やお金でつながっている仲は、それがなくなると終わってしまう。でも、それでもそばにいてくれる人こそ、本当の友だちだよ。」

だいすけは、はっとしました。おかしを配らなくなってからも、いつもいっしょにいてくれる友だちがいたのです。小学生のころからの友だちのけいたです。

次の日、だいすけはけいたに言いました。「おかしがなくても、いっしょにいてくれてありがとう。」けいたは、きょとんとした顔で「何言ってるの。おかしなんて関係ないよ」と笑いました。

それからだいすけは、物で友だちを集めるのをやめました。かわりに、自分から話しかけたり、こまっている人を手伝ったりするようにしました。金の切れ目が縁の切れ目にならない友だちを大切にしようと、だいすけは心に決めたのでした。

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