秋の日は釣瓶落とし
(あきのひはつるべおとし)

「秋の日は釣瓶落とし」の意味

秋は、日がしずむのがとても早く、あっというまに暗くなるということ。

「秋の日は釣瓶落とし」の使い方

秋の日は釣瓶落としで、公園で遊んでいたら、気づいたときにはもう暗くなっていた。

小学生に理解できる「秋の日は釣瓶落とし」を使った物語

十月のある日、こうたは放課後、友だちと公園でサッカーをしていました。夏休みのころは、六時すぎまで明るかったので、こうたは同じように遊べると思っていました。

「あと一点取ったら帰ろう。」そう言っているうちに、空はみるみるオレンジ色に変わっていきました。ボールを追いかけていると、さっきまで見えていたゴールの白い線が、だんだん見えにくくなってきました。

「あれ、もうこんなに暗い。」時計を見ると、まだ五時半でした。こうたたちは、あわてて家に向かって走り出しました。

家に着くと、お母さんが心配そうに待っていました。「おそかったわね。暗くなる前に帰ってきてと言ったでしょう。」

「まだ五時半なのに、すぐ暗くなっちゃったんだ。」こうたが言うと、お母さんは少しやわらかい声で言いました。「秋の日は釣瓶落とし、と言うのよ。井戸のつるべが落ちるように、秋はお日さまがすとんとしずむの。夏と同じつもりでいると、すぐに暗くなってしまうのよ。」

こうたは、明るいうちに帰れるように、遊ぶ前に時間を決めることにしました。次の日からは、腕時計のアラームを五時にセットしました。

アラームが鳴ると、こうたは友だちに「秋の日は釣瓶落としだから、そろそろ帰ろう」と声をかけるようになりました。

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