秋茄子は嫁に食わすな
(あきなすはよめにくわすな)

「秋茄子は嫁に食わすな」の意味

①秋のなすはとてもおいしいので、もったいなくて嫁には食べさせるな、ということ。②秋のなすは体を冷やすので、嫁の体によくないから食べさせるな、ということ。意味については、いくつかの説がある。

「秋茄子は嫁に食わすな」の使い方

おばあちゃんが「秋茄子は嫁に食わすな」と言うほど、秋のなすはおいしいらしい。

小学生に理解できる「秋茄子は嫁に食わすな」を使った物語

九月のある日、ゆめかはおばあちゃんの畑で、なすの収かくを手伝いました。むらさき色につやつやと光るなすが、たくさんなっていました。

「秋のなすは、夏のなすよりも身がしまって、とてもおいしいのよ。」おばあちゃんは、そう言いながら、なすをかごに入れていきました。

その夜、おばあちゃんは焼きなすを作ってくれました。しょうがとかつおぶしをのせて、しょうゆをたらすと、とろりとした身が口の中でとけるようでした。

「おいしい。」ゆめかが声をあげると、おばあちゃんはにこにこ笑って言いました。「秋茄子は嫁に食わすな、と昔から言うのよ。」

「えっ、どうしてお嫁さんに食べさせちゃいけないの。いじわるなの。」ゆめかがおどろいてたずねると、おばあちゃんは笑って首をふりました。

「それくらいおいしいから、もったいないという意味だと言う人もいるわ。でもね、秋のなすは体を冷やすから、お嫁さんの体を大事にして食べさせないのだ、という説もあるのよ。」

「じゃあ、やさしい意味かもしれないんだね。」ゆめかは、ほっとしました。

ゆめかは、焼きなすをもう一つ食べながら思いました。秋茄子は嫁に食わすなという言葉ひとつにも、いろいろな考え方があるのだと。言葉の意味を調べるのはおもしろいな、とゆめかは感じました。

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