備えあれば憂いなし
(そなえあればうれいなし)

「備えあれば憂いなし」の意味

ふだんから準備をしておけば、いざというときに心配がないということ。

「備えあれば憂いなし」の使い方

備えあれば憂いなしで、防災バッグに水と懐中電灯を入れておいた。

小学生に理解できる「備えあれば憂いなし」を使った物語

四年生のサキのクラスでは、秋の遠足で山に行くことになりました。先生は「山の天気は変わりやすいので、雨具を持ってきてください」と言いました。

遠足の朝は、雲一つない青空でした。クラスの何人かは「こんなに晴れているなら、いらないよ」と、雨具を持ってきませんでした。でもサキは、お母さんに言われたとおり、レインコートをリュックに入れてきました。

お昼すぎ、山の上でお弁当を食べていると、急に空が暗くなり、ぽつぽつと雨がふり出しました。雨具を持ってこなかった子たちは、あわてて木の下に集まりました。

サキはリュックからレインコートを出して、さっと着ました。そして、もう一まい持ってきたビニールのシートを広げて、友だちのアヤといっしょに頭からかぶりました。

山を下りるころには雨もやみました。先生は、サキのレインコートを見て言いました。「備えあれば憂いなし、だね。サキさんは準備がよかったから、ぬれずにすんだね」

家に帰ったサキは、お母さんに「レインコートを持っていってよかった」と話しました。お母さんは「備えあれば憂いなしよ」と笑いました。サキは、次の遠足でも雨具を忘れずに持っていこうと思いました。

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